弔辞文例―他社社葬の場合

弔辞文例―他社社葬の場合

弔辞は、故人のご霊前に永遠の別れを惜しむ言葉です。他社の社葬で弔辞を読み上げる場合、第三者が聞いてもわかるよう、あまり堅苦しい言葉ではなくともかまいませんが、役員や社員の方々、またご遺族の方に失礼のないよう配慮した言葉遣いを心がけましょう。

●弔辞文例

「○○株式会社○○社長のご霊前に、業界を代表し、謹んでお別れの言葉を申しあげさせていただきます。 かねてより○○社長のご体調が優れないとのお噂は伺っておりましたが、これ程早くお別れの時が来るとは思ってもおりませんでした。誠に思いがけなく、非常に残念な次第でございます。

生前、○○社長は、その卓越した創造性と行動力、業界のリーダー的なお人柄で全国に知れわたっていた方でありました。私も仕事を通じて、○○社長に初めてお目に掛ったその日から、その豪快でユーモアにあふれたお人柄に魅了されたひとりです。

また5年間にわたり業界全体の業績が落ち込んだ際、非常に大胆な決断をされ業界が息を吹き返した時には、その勇気と発想に深い感銘を受けました。 ○○社長は常にお忙しい身のため、お会いする機会はそう多くありませんでしたが、年に数回、業界の会合などでご一緒させていただいておりました。その際は、いつも幅広いご趣味や最近読まれた本のお話などを伺い、単なる仕事人間ではない一面を知り、深く敬服したものです。

昨年、一度だけゴルフをご一緒させていただいた折り、我が社の人事につきましても貴重なご意見を頂戴し、その心眼の鋭さに驚くとともに脱帽いたしました。今、我が社でのその時のご意見を反映し、人事に驚く程の変化が出ております。これも一重に、あの時の○○社長のアドバイスがあったからだと心から感謝申しあげます。

長年、身を粉にして働き経営者としての責務を果たされ、頂点を極めんとする今、このようにして病魔に倒れられたことは、非常に残念でなりません。○○社長のご遺志は、○○株式会社の皆さまが引き継いでいかれると期待しております。また私どもも、できる限りの協力を惜しまぬ所存でございます。

○○社長、長い間、本当にお疲れ様でした。ここに、深く哀悼の意を表し、あわせてご生前の業績に心より敬意を表しまして、弔辞といたします。」

■ 東京23区内の家族葬

 

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